転職にはMT免許が有利か?

平成29年から「準中型免許」という運転免許が新設されます。施行に至る経緯と、具体的な取得要件などをご紹介。

トラックにはMT車が多い

道路

転職でトラックドライバーを視野に入れているものの、AT限定免許しか持っておらず、二の足を踏んでいる求職者の方も多いかと思われます。
事実、今でも運送の現場ではMT車が活躍し、AT車の導入率は劇的には伸びてはいません。
しかしながら、そんな運送業界でもセミオートマいわゆるAMT(オートマチックマニュアルトランスミッション)の導入が進み始めています。
多くの車両を抱える運送会社はすぐにすべてをAT・AMTへ入れ替えをすることは費用的にも大きな負担になるため、難しいですが2t車に限っては全車AMTを導入するなど徐々に運送業界に広がりを見せています。

とは言え、現状の免許制度での中型免許以上にはAT限定が無く、MTのみです。
配送用のトラックにAT車が導入されても、中型以上の車の場合、免許はMTとなるのが実情です。

今普通免許しかもっておらず、転職後に中型免許を取得する予定の方は、やはり最初からMTの免許を取得している方が有利ではないでしょうか。

トラックにMT車が多い理由はこちらのコラム「トラックにMT車が多い理由」もご覧下さい

運送業界で注目され始めているAMT(オートマチックマニュアルトランスミッション)

なお、前述の「セミAT」「AMT(オートマチックマニュアルトランスミッション)」とは、クラッチペダルの操作がなく(アクセルとブレーキのみ)、シフトレバーのみの操作となります。
AT限定免許に対応しており、MT取得をしていなくても配送の車両が運転できます。

AMTが進化してきた背景には、AT免許の普及や軽油価格の高騰、ランニングコストの削減要望が増えたことが主な背景です。
運送業界としては、AMTの存在が、女性トラックドライバーの増加につながるものとして注目しています。

今後普及が進めば導入の費用も下がり、MTを持たなくても誰もがトラックを運転できる時代が来るかもしれません。

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